はじめまして。数あるホームページの中から頭痛専門ことり整体院を見つけていただきありがとうございます。
頭痛セラピストの菅野と申します。
実は、私は数年前までは重症の頭痛患者でした。
そんな私が『日だまりショット』に出会い、３０年間続いた頭痛を克服することができました。
重症頭痛患者だった私がどのように頭痛を克服し、なぜ頭痛セラピストになったのかをお話します。
頭痛が始まったのは大学１年生の頃でした。週に数回、つらい頭痛が襲ってくるようになりました。前触れなく襲ってくる激しい痛みが怖く市販の頭痛薬を常に箱で持ち歩いていました。
アルバイト前に頭痛が襲ってきて仕事をドタキャンせざるを得なかったり、
友人と遊んでいる時に頭痛になり、気を遣わせないようにこっそり頭痛薬を飲んで耐えたり、
卒論作成中に頭痛で寝込んでしまい、提出期限ギリギリで卒業が危なかったり...
そんな、頭痛に追われる毎日が嫌で仕方ありませんでした。
でも、
『母親も妹も頭痛持ちだし仕方ない』
『頭痛は治らないもの。我慢するしかない』
と、あまり深く考えずに常に頭痛薬を持ち歩いて生活していました。その時は頭痛が根本から治るものだと知らなかったのです。
大学卒業後は念願だった航空会社に就職し、シンガポールで生活することになりました。
しかし、そこでの生活は想像していた華やかな生活とはかけ離れていました。
・不規則な勤務スケジュール
・時差による昼夜逆転生活
・地上と上空の気圧の変化
・南国の高温多湿の気候とキンキンに冷やされた室内との温度差
・海外生活で無意識にいつも気を張っていた
これらにより自律神経はどんどん乱れていきました。
頭痛薬の服用回数も増えていきました。仕事中は頭痛薬の効果が切れる前に用法容量を超えて頭痛薬を飲みながら業務をこなしていました。
その後父親が体調を崩して入院。それを機に退職して帰国することにしました。
しばらくしてレコード会社に転職。今までとは真逆のオフィス勤務となり安堵していたのも束の間、この頃から毎日のように頭痛が襲ってくるようになりました。
慣れないパソコン操作とパソコンの画面を一日中見る生活で首こりや肩こりが慢性化し、目の奥の痛みと後頭部頭痛が常にありました。
そんな中、唯一の癒しは、仕事帰りにマッサージを受けて帰ることでした。
『頭痛を治してラクになりたい！』
という一心で治療院で施術を受けても効果なし。
整骨院
ハリ
整体
足ツボマッサージ
ヘットスパ
アロマ
ハーブ
など色々と試しましたが結局どこへ行っても一時的にはラクになっても頭痛を根本から改善することができずにいました。
そして市販の鎮痛薬でごまかしながら生活しているうちにとうとう薬が効かなくなりはじめたのです。
意を決して脳神経外科で精密検査をするも異常はなし。
どこに行っても自分の頭痛の原因が分からず、痛みが治ることもなく途方に暮れていました。
それから２人の子供を出産し、頭痛の辛さはさらに増していきました。
吐き気を伴う頭痛で胃の中が空っぽになるまで吐き続けたこともありました。
めまいを伴う頭痛が襲ってきて、前後左右上下の感覚がわからなくなり、ベッドから起きあがろうとしてそのまま落下したこともありました。
そんな私の様子を見ていた幼い子供達はどうしたら良いか分からずオロオロし、ただ泣いていました。
まるで出口の見えないトンネルの中にいるようでした。
家事は思うように進まず気持ちは焦るばかり。家の中はいつも荒れ放題でした。
子供の遊び相手もできずにほったらかし状態、洗濯物やおもちゃはあちこちに散乱、食事の支度なんてできるはずがない…
『完璧に家事をこなさなくては』
『良い母親でいなくては』
『自分の頭痛ごときで家族に迷惑をかけてはいけない』
と自分を責め続けていました。
でもこの頭痛の辛さは誰にもわかってもらえませんでした。
そんなある日、この頭痛をどうにかしなければと頭痛外来を探すためインターネットで検索していた時、偶然にも頭痛専門の整体を見つけたのです。
頭痛専門の整体というものに初めて出会い、藁にもすがる思いでこの『日だまりショット』という施術にかけてみることにしました。
『日だまりショット』は「触られているの？」と思うくらい押したり揉んだりしない、とてもソフトな施術でマッサージ慣れしていた私でしたがそれは初めての感覚でした。
「ここが頭痛の原因ですね」と先生に触ってもらった場所がズーンとひびきました。自分の頭痛の原因が何だったのかをやっと知ることができてとても安心したのを覚えています。
しかし
実は施術を受けた当日の夜は今までにないくらいの吐き気を伴う激しい頭痛が襲いました。その日は薬を飲んでも頭痛が治ることはありませんでした。これが最後の砦だと信じて行きましたが、私の頭痛が治るどころか悪化し、もう私にはなす術が残っていないのだと落胆しました。
その日はベッドに横になることしかできませんでしたが、翌朝に夢のようなことが起こります。
前日の激しい吐き気と頭痛がウソのようにおさまり、なんとその日を境に頭痛が治ってしまったのです。
３０年近くも悩まされてきた辛い頭痛が、たった１回の施術でなくなってしまうなんて本当に信じられませんでした。
いつもいつも時間や場所を選ばずおこり、邪魔してきた頭痛がなくなった。頭痛から解放された私には世界が輝いて見えました。
数年経った現在も頭痛がない平和な日々が続いています。
私は今まで頭痛で苦しんでいる時に限らず、たくさんの人に支えられてきました。
ですから「これからは自分が誰かの役に立てる側になりたい」と漠然と思っていました。
今回このような経験をして、過去の自分のようにつらい頭痛で悩んでいる人に「こんなすごい技術があるよ」と早く教えてあげたい気持ちでいっぱいでした。
そんな時、頭痛セラピー協会の体験会が東京で開催されることを知りました。
私が救われたこの技術で治る頭痛患者さんは大勢いるのではないか、頭痛患者さんを救う頭痛セラピストの仕事に大きなやりがいを感じたことでその場で入塾を決めました。
頭痛治療の技術を習得して開業した現在は誰よりも頭痛の苦しみが分かる私が、昔の私のように頭痛で苦しんでいる人を一人でも多く救うという志のもと頭痛患者さんの治療をさせていただいております。
日だまりショットを考案された日比大介先生のもとで、毎月全国の同じ志を持つ仲間と技術向上を図りながら、頭痛患者さんを救う活動をしています。
